「真桜~!帰ろー」 「あ、ちょっと待って~!」 春姫はいつも通り私の隣にいてくれて、それが心の支えかも…なんて ぼーっとしてるといつも直斗のことを考えてる私は相当直斗に溺れている。 あの時こうしていれば、 こうだったら、 終わったことをそんな風に考え続ける。 そんなこと考えてももう遅いことはわかっているのに。