「ふぅ…」 誰もいない家の中、部屋のベットに寝転がる。 まだ赤く腫れている目を冷えた手で少し冷やしてみる。 今までのことを客観的に見てみると、そんなに泣くことじゃないのかもしれない。 ただ…何かがひっかかっていて、 今にも崩れそうな、 もろくて、儚い、 綱渡りを長々としている不安があの場面を見たことで爆発したんじゃないのかな。 そう他人事のように思う。