愛の方程式










「…失礼しまーす」

職員室の扉を開けると、湊は椅子に座っていた。



「…泉です」

「遅いぞ。今まで何してたんだ」

「…まぁ、ちょっと」



湊のこと話してたなんて口が裂けても言えない!



「…まぁ、いい」

湊は呆れたような顔をしてあたしを見た。
…ムカつく!
今すぐにその眼鏡をへし折ってやりたい!



「もう一度だけ聞いてやる。遅れた理由は?」

湊は腕を組んだ。
そして、眼鏡越しのドヤ顔。
…ここは落ち着け!架純!!




「…男子に呼ばれてました」

「それでは理由にならない。ちゃんとした理由を言え」



そして、湊は足を組んだ。
…そこまで聞く必要ある!?
イライラは限界に近づいていた。