「…架純〜?起きてるー?」
「…へ?」
「…んもう、さっきからずっとボーッとしてるよ?」
「…え?ごめん」
「湊と何かあった?」
「…え、んまぁ」
「えー!?何々!?聞きた〜い!!」
美波は興味津々。
…今でも鮮明に覚えている。
あの超度Sキャラの湊があたしに優しく微笑みながら頭を撫でたこと。
…今考えればあり得ない。
「…いや、あたしの気のせいかもしれないけど昨日の湊、少し優しかったんだよね」
「そうなの!?いいな〜!どんな感じに!?」
「え!?そ、それは…まぁ、教え方とか?」
「えー、それだけ〜?」
「…それだっけって」
それだけでも充分驚くべきところなんだけど。
美波は何故だか残念そう。
「…だってさぁ、超湊のことが嫌いな架純が優しかったって言うぐらいだから何か特別なことでもされたのかと思ったじゃ〜ん」
「…何、特別なことって」
「…そりゃあ、チューとか?」
「はぁ!?あり得ない!!」
…全く、何考えてんだか。
美波ってすぐそっちの方向に話持って行くんだから…
…ってか、それってセクハラじゃない?
教師としてやっちゃダメでしょ?

