キミとオレンジ




「よし、送信っと!」


只今

あのあと、ダッシュで家に帰り無事にレッスンを終えてホッと一息ついたところで奈緒さんに連絡を入れたところ。


18時過ぎてるからきっと部活は終わってるんだろうけど、片付けとかでまだ忙しいかな?

「返信来るまで夕飯の手伝いでもしようかな〜」
とブツブツ言ってるとポヨン〜と気の抜けた音がスマホから聞こえてきた。


「え??返事早い!」

差出人を見ると案の定、奈緒さんで…
えっと〜なになに??

『は〜い!連絡ありがとう〜〜!!いま時間ある??文字打つの面倒だから電話してもいいかなあーー??』


読んでいると、返事をする前に着信音が鳴って…笑
時間はあるし躊躇なく出る。

「もしもし!マユカです〜」

「あ!ゴメンね!!早速電話しちゃった!!」

と、快活な奈緒さんの声が聞こえてきた。

「いえいえ!お疲れ様です。もう部活は終わったんですか??」

18時を過ぎたとはいえ、バスケ部は結構遅くまで残ってるって聞くし大丈夫なのかな??と疑問に思ったことを聞いて見る。


「うん!ありがとう!!18時過ぎたらマネは女子だし危ないから早く帰れってみんなに言われちゃうの!!後片付けは部員がやるんだ〜」


…なるほど。奈緒さんは美人だし男子部員が心配するのも納得できる。

「そうなんですね!それで私はどうしましょうか、、、興味はありますけどバスケのことはほとんど分からないですし…」


う〜んそうだなあ〜
とスマホの向こう側から悩んでる奈緒さんの声が聞こえる。


「マユカちゃん!あした暇??よかったら見学に来ない??!」


「見学ですか??」

「そうそう!一度見て見ないと雰囲気も分からないだろうし。」