私もお兄ちゃんみたいに、もっと運動できていたらよかったのに……なんて今更なこと考えてみながらリビングへと続くドアを開けた。
『あ、やっと起きてきた?おはよう』
と、声をかけてきたのはお兄ちゃん。
…うん、今日も爽やか。
自分で言うのもアレだけど、同じ両親から生まれたとは思えないほどお兄ちゃんは俗に言うイケメンというもので…
たぶんパパに似たんだと思うけど(だってパパもイケメン)
「うん、おはようお兄ちゃん。」
返事を返しつつ、『ママに似たら可愛かったのになあ』
なんて考えていた。
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