俺が満点じゃなかったと思い込んでくれた彼女は


『落書きのこと考えてた』なんて慌てたように言いながら、快くノートを貸してくれた。



ていうか、落書きとかするんだ佐原さん…と意外な一面も知ることもできた


うん、この調子で会話を増やしていっていい感じに仲良くなったときにマネージャーのことを伝えてみよう。




いきなり言ったって「は?何言ってんのコイツ」みたいな感じに思われるのは嫌だし…まあ、そんなこと思うような子じゃないはずだけど




こんな女々しいことしてると、礼人に怒られそうだな…