そのまま10分ほど歩くと正門が見えてきて、雅美の彼氏くんの話とか昨日のドラマのことを話しながら校舎の中に入っていった。



まだまだ話は尽きないけど、雅美とはクラスが離れていて下足室も同じフロアにあるとは言え私立高校の生徒数はかなり多いのでロッカーの位置も離れているからキリのいいところで別れることにした。


『じゃあね!まゆ!』


「うん、今日の体育は一緒の日だからまた後でね」





帰りも一緒に帰りたいけれど、彼女は弓道部に入っているのでタイミングが合うときだけにしていて…私も部活入ればよかったな〜なんて考える



でもまあ、どっちにしろレッスンがあるから毎日活動はできないんだけどね。