此処を奈緒先輩に教えたのは、静架先輩……… 此処は、奈緒先輩の、秘密基地……… 此処は、私と奈緒先輩だけの薔薇園じゃなかった………? ───パキン 薄い氷の膜が割れる。 たった1つの可能性に、気付いてしまった── 『奈緒先輩は、静架先輩を、愛してる』 根拠が無くったって、分かる。 私は、奈緒先輩が大好きだから───。