秘密がばれても困らない

けど、できなかった。
なぜかというと、池本陸が、私の腕を掴んでいたから。
「まだ、何かあるわけ?」
離してほしいんだけど。
てゆーか、さっさと終わらして帰りたい。
まぁ、気配的には、もういないと思うけどね。
「俺もついて行っていい?」
はぁ?
こいつ馬鹿なの?
いや、学年一位の頭の持ち主なんだから、馬鹿なはずがないんだけど、今の話聞いて、ついて行っていい?おかしいでしょ。
頭いかれた?
「来ていいわけないでしょ。話聞いてた?早く帰った方がいいって言ったんだけど。」
「聞いてたよ。」
聞いてたんなら帰ってよ!
てゆーか、帰れ!
「邪魔になったら嫌だから、帰って。」
「えぇー、じゃあ、終わるまで昇降口で待ってるけどいい?」
はぁー、めんどくさ。
もういいや、あれ使って、さっさと終わらそう。
「はぁー。わかったわよ。待つのはもしなんかあった時対処できなくなるから、私の近くにいてもらう。ちょっと時間かかるけど、いいよね?」
「うん。いいよ。」