秘密がばれても困らない

うん。
そうしよう!
「知らないよー。興味なかったから、覚えてない。」
私は、なるべく普通に、言った・・・つもりだった。
「嘘だろ。ある意味嘘ではないと思うけど、入学式の挨拶の時、めちゃくちゃキャーキャー騒がれてたし、名前も呼ばれまくってたから、知ってるはずだけどな。お前、寝てたろ?それくらいしか考えらんねぇー。それに、ちょっと、声上ずってるし。」
ギャーー、バレた。
嘘ってバレた。
でも、今地味子じゃないから、いいか。
この学園の地味子、西園寺美咲だとバレてないからね。
それがバレていなければ、私だとわからないはず!!