ぼろぼろだ。 今ならはっきり言える。 このぺったんこに近い胸を思いっきり張って言える。 ぼろぼろだ。 勉強に疲れて、生活に疲れて、歩くことに疲れて… 終いには、息をすることにも疲れてしまいそう。 それぐらいに私はぼろぼろだった。 心の拠り所だったものを、想い出せない位。