そんなこんななある日

俺は優を‘相棒’と思うことになる。



それは、あどけない笑顔であの子に


「オネエチャン オナマエは?」

と突然聞いたからだ。



俺の心がわかっているかのようなその質問に


俺は

!!!!!!!!!!!

だったけど


心の中ではガッツポーズをしている俺。



(よくぞ聞いた!優)



そして、俺の耳はダンボになる。


「藤木 百花です」

と少し照れながら答える彼女。


(ももか。かぁ)