俺２２歳、アイツ３歳２ヶ月

「秋山さ～ん　荷物運べましたんで　お願いしま～す！！！」


「あっっ・・・はい」


涙をぬぐいながら立ちあがった。


もう夕日は沈んでほんのわずかな明るさだけが向こうの景色を照らしているだけだった。



扉を閉めるときもう一度、部屋を見た。


そして、目を閉じた