「上に行ってみたかった。」
優の言ったその言葉。
そう本当にそれだけだったんだ。
エレベーターから部屋までのいつもの道のりの、その向こうへ。
一度も踏み出した事のないその場所へ。
ただ行ってみたかった。
見た事の無い世界を見てみたかった。
優にとっては、ただそれだけだった。
いつもと違う事をしてみたい。
その先に、怖いことや、辛いことが待ってるなんて想像もつかないし、想像すらしない。
ただ目の前の興味だけ・・・。
ワクワクする。
そんな気持ちだけだったのだろう。
優の言ったその言葉。
そう本当にそれだけだったんだ。
エレベーターから部屋までのいつもの道のりの、その向こうへ。
一度も踏み出した事のないその場所へ。
ただ行ってみたかった。
見た事の無い世界を見てみたかった。
優にとっては、ただそれだけだった。
いつもと違う事をしてみたい。
その先に、怖いことや、辛いことが待ってるなんて想像もつかないし、想像すらしない。
ただ目の前の興味だけ・・・。
ワクワクする。
そんな気持ちだけだったのだろう。

