2時限目の授業中。この時間、体育館での授業はどこのクラスもないはずなのだが、体育倉庫から物音が聞こえる。




「あん…気持ちいい…」




「あんまり声出すと聞こえちゃうよ?」




金髪のロングヘアーを乱しながら、女の首筋にキスをする。女性のようなサラサラな髪の毛に色白で端正な顔立ち。風間秀吉は朝から情事に励んでいた。愛用の甘い香水の香りが女をさらに興奮させる。




「あぁ~声でちゃうもん…」



「だ~め。我慢して。」




秀吉は首筋から胸、脚へと全身を丁寧に舐めていく。左手は女の胸を優しく揉み続け、右手は女の頭を撫でている。




「あ~…風間くん…だめ…あ~」



「挿れてあげるね。」




秀吉はズボンのチャックに手をかけた。




【風間秀吉という男】

私立桃山高校3年C組。身長178cm。金髪のロングヘアー。甘い香りの香水がお気に入り。煙草はクール。父、母、姉の4人家族。父は外資系の会社の社長で、母は専業主婦。2歳上の姉はモデルとして活躍中。風間家は、この街で一番のお金持ちだ。性格は、ポジティブで明るく、とにかく女好き。噂だが、彼女は現在30人を超えていて、経験人数は500人以上。まぁ、あくまで噂だが、彼ならあり得る話かもしれない。基本的に来るもの拒まず、去る者追わずで毎日楽しく自由に過ごしている。神田姫美子とは幼なじみだ。