「あー!そういえば!!ヒデ、佐藤さんに酷い事言ったでしょ!!?」





今日の昼休みの件を思い出した姫美子は秀吉に詰め寄る。




「佐藤?」




「あんたのクラスの佐藤由佳理!知らないの?」




「ん~…最近物忘れが酷くて。」




冗談に頭を抱える秀吉。




「あ、そう。じゃあ、ゆっくり思い出させてあげるわ。」




姫美子は秀吉の耳を引っ張り、家康の家の中に引きづりこむ。




「痛い痛い~姫美子ちゃ~ん。」




「ヤスくん、上がるね!こいつにはたっぷりと説教しないと!」




少し戸惑いを見せる家康だが、姫美子の勢いに押されて中へと通す。




「今からデートなのに~。」




「またその子も泣かせる気でしょ!?とにかく来なさい!」