スナヲが目を開けると、真っ暗な空間でひんやりとした洞窟のようでもあった。 遠くの方向にランタンの炎が見えたので、そこへ近づいていくと。 アリウムの花の彫刻を刻まれた。木製の古くさい大きな扉が主張するように存在していた。 すると、 「開けますか?」 背の高い看護師がそう言って立っていた。 手には大きな注射器を抱えている。 その薄気味悪い姿を見て、僕は言葉を失う。 ☆☆