~気まぐれ男子と花粉症。~





「ふっ…ふぇっくしょんっ!!」



「あらまぁ…」






ポカポカ日差しで暖かい春になっても、菱くんの家からこたつは消えません。



そんなわけで季節感がただでさえ薄い作品なのに、さらに訳の分からなくなるカオスなこの空間で唯一それっぽいのはこのくしゃみ。




そう、花粉症です。





「橋ちゃん花粉症?」



「ゔん゙~。らんか…うまくしゃべれらい…」



「あらら…完璧なる鼻声ですね…」



「ゔゔ~やら~」




話しづらいことこの上ないです。



すると菱くん、急に目を輝かせ始めました。