「いや...まぁ、うん。」
なんとも煮え切らない曖昧な返事をしておいた。
丁寧に、あそこにもいるよ、なんて言葉を発するのが面倒だった。
私はまた俯き作業を続けた。
それでもお構いなしにそいつは話しかけてきた。
「なぁ、俺も手伝うわ。」
そう言って私が切った写真を番号が書かれた台紙に糊付けしていく。
...いや、まてまて。
私達初対面だぞ?
会って3分経つか経たないかだぞ?
なんだ、あれだろ、インスタントのうどんとか待てずに硬い状態で食べるやつだろ。
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