春樹「俺、やっぱり柏木のこと好きだ....
漬け込むようで悪いけど....
あいつに任せらんねぇ。」
『七瀬....』
私はいつも困ってたら七瀬が助けてくれた。
元気で明るいヒーローみたいな七瀬。
私は確かに七瀬のことは好きだけど....
『七瀬、私ね、七瀬のこと....好きだよ?』
春樹「えっ!?」
『でもね....
七瀬のとこは好きだけど、恋愛としての好きとはちょっと違うかな。
友達として、でもなく大切な人としての好き。
私はどんなに泣かされても辛くてもやっぱり柚紀先輩のことが好きなの....』
さっきは嬉しそうな顔だったけど私が話していくとだんだんさみしげな表情に。
でも、ちゃんと相槌もうってくれている。
そういうところがいいんだよね。