学年1可愛いって言われていた女子に告白されても「ごめん。俺好きな人いるから。」って断っていた。
私は内心安心していた。
でも、琉生に好きな人いるって分かって不安でいっぱいだった。

「美南〜!?降りろよ。学校着いたぞ。」
「あ、ありがとう。」
知らない間に学校についていたみたいだ。
朝は基本無口な琉生とは、基本朝は喋らない。でも、無言でも気まずくならない。
この空気が好きだったりもする。