〜琉生side〜

朝から美南と一緒に学校に来て、また幸せな1日が始まった。って言うても、今までずっと、学校がない日、休んだ日以外は一緒に行ってるんだけどね。
教室に入ると颯人が俺の席に来た。たわいもない話をしていると後ろの席から話し声が聞こえてきた。
『…美南っていつもあの男子と一緒に来てるよね。まさか、付き合ってるとか!?』
『…付き合ってないよ。私と琉生はただの幼なじみ。恋人未満友達以上ってとこかな。』
美南は俺の事ただの幼なじみとしか思ってないようで少しショックだった。