◆◆◆ 次の日 時雨はあれから途中で別れ帰宅した。 そして今日、時雨は普段通りの時間に学校に登校した。 楓は時雨より先に来て読書をしていた。 (いつも読書してるけど、何の本を読んでるんだろ? 今日の帰りに聞いてみよう) そう思いながら鞄を下ろして席に座る。 すると、背後からトントンと肩を叩かれた。