ん?
目が覚めたらーーーそこはさっきの道だった。

「私・・・?」
「あ、起きた?神南ちゃん♪」

ひっ 男の子たちがいっぱい。逃げないとーーーあれ?動けない。よく見たら私、手首を後ろにされて、足首も縛られてる??

「い、嫌っ!」
「俺のこと覚えてる?俺は覚えてるよ!お前小学校でいじめられてただろ?そのいじめのリーダー、美咲の兄。」

「あ・・・。」
忘れてた記憶。忘れったかったこと。
思い出した。私のことをいじめてた美咲さん。そして時々加わったお兄さんの信一さんーーー。
『お願いやめて、お願い』
『お前、うざいんだよっ』
『お願いーーー』

「い、嫌あああっ!お願い、だからっ
やめてえっ 嫌ああ!」

「うえ、こいつ、おかしいぜ!」
「いきなり泣き出したし!」
「きもっ」

「信一さんが、私のメガネを取った。それを見て、周りの男たちが驚いている。
「うおっ び、美人!」
「すっげーキレイ。」
嫌。メガネを取らないで。メガネがないと私また、いじめられるーーー

「とりあえずっ最近刺激がほしいんだ。お前のこといただくぜ。」
ビリっ 私のブラウスを破った。

「嫌あああ 見ないで!」
もう、ダメーーー
「おいっ何してるっ!」
「人が来たぞ。逃げろっ」

あ・・・誰か来てくれた・・・助かった?
「大丈夫か?神南!」
お礼を言わなきゃ・・・何か言わなきゃ・・・・・・?

声が出ないーーーーー?