ある日、千穂と一緒に学校に行ってると、千穂が『実はさ、誰にも話してないんだけど…。私、光太郎君のこと好きなんだ。』と、言った。

私も『実はさ、私も真也君のことが好きなんだ。』と、言った。

ん?

待てよ?

『もしかして、千穂、初恋?だよね?』

そしたら千穂は真っ赤な顔をしてコクりとうなずいた

『やったね!初恋デビューだ!』

いつのまにか私の方が喜んでいた。