そう、それは新たな新学期でのこと。

『はーい席つけー』

いつも通り席についた。

大体、うちの学校ではクラス替えは始業式が終わったあとにする。

はぁー、始業式だるっ

先生の話は長いは友達としゃべっていると怒られるはで…

ま、そのあとにクラス替えがあるからいっか♪

やっぱ、楽しみがあると、その前のやつが遅く感じるなぁ

そして始業式が終わった。

『やっと終わったねー?』

そう話しかけてきたのは大のつくほど親友の千穂。

千穂は優しくてみんなからも少し人気がある。

教室につくと、早速ながら黒板にクラスとその名前が書いてある紙が貼ってあった。

『どうか由香と一緒のクラスになりますように!!』
『どうか千穂と一緒のクラスになりますように!!』

二人同時にハモった

するとクラスのみんなが笑った

『ハモったー!!』

『さすが、いつも一緒にいるだけ違うな(笑)』

そして千穂とあたしのクラスは…

『一緒!!』

よかったぁ

『また一緒だね!よろしくね!』

そして私たちはぎゅっと抱きしめあった

そして、荷物を持ってクラスに行って他の皆を待ってると隣にきた人がいた。

誰だろう?

見たことはあるけど、名前は…

『あの、名前は…?』

私が聞くと、

『工藤 真也だよ。君は?』

まさか聞き返されるとは思わなかった

『由香。近藤由香。』

『へー!由香ちゃんかー。かわいい名前だね!』

私が即座に思ったこと、それは笑顔の似合う男の子だったなと思った

これから、どんな青春を送るんだろう…