しかしてその判断は少し遅かったらしい。
「清二さん!なんですかその小娘は?!」
いつぞやに会った(あれを会ったと言ってもいいのかわからないけども)清二さんのお母さん登場である。てか小娘って!!いや小娘だけどさ!?普通会って一番に言う?もっと言うと思ってても口に出したらいかんでしょ?!
空気の読める朱里ちゃんはむっとしながらも口には出しません。清二さんのお母さん…もうおばさんでいいや。おばさんと違って配慮があるので言いませんともえぇ!!
「母さん、彼女は、」
「あなたは次から次へと問題のある子ばかり!!なんなのですかその髪は!!あぁもう忌まわしい!!」
あたしを目にするなりこちらが呆気にとられるぐらいの勢いで罵倒されて傷つくよりも前によくもまぁそこまで言葉が出てくるものだと感心してしまった。この時代の方が語彙としては少ないはずなのにあたしよりも語彙力あるわ。
本人にとってはあたしのことを本当に嫌なものだ思っているのだから全く動じていないあたしの態度はあまり気に入らなかったのだろう。
「あの娘の汚らわしい目をやっと見なくてすむと思ったら次はそんな髪をした小娘を…!!」


