永倉「槍の使い手とはすげーな」




沖田「山南さん今の見ました?!僕、槍なんて初めて見ました!!!」




山南「私もですよ」




周介「嫌ぁ、驚いた。君は相当な凄腕のようだな」




原田「いやぁ…」




みんなに囲まれた原田は照れ臭そうに頭をかいていた。




「なぁ、お前浪人なんだろ?ここに残らねえか?」




そんな永倉の誘いに少し考えるそぶりを見せる原田だが、すぐにニッと笑って言った。



「そうだな、それもいいかもな。ここなら毎日楽しく過ごせそうだ」





こうして原田も天然理心流試衛館の食客となったのだった。