審判「両者構え、始め!」 ガンッ 審判の声と共に素早く動いた藤堂。 強い。 速い。 なんとか受け止めたがギリギリだった。 「俺、女の子とは本気で戦えねえから早く終わらしてやるな!」 「なっ…!」 悔しい。 絶対負けない!!!! 私は先程のスピードと比べられない程素早く動き、藤堂の背後に回った。 「何!?」 パァァァァァァァァンっっっっ!!!!!