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「宗次郎ーーーーーー!!!!」



「わっ!雪、ごめん!ごめんって!」



「許すかぁーーーーー!!!!」




雪が江戸に来てから5年が経った。



その5年の間、雪と宗次郎は大きく成長した。



そして嶋崎勝太さんは正式に近藤さんの養子となり、近藤勝太となった。



雪の剣の腕は今では試衛館で宗次郎の次に強い。



「お雪!宗次郎!一体何を騒いでいるの!?」



そして私達の前に現れたのは鬼の形相をしたおふでさん。




「宗次郎が私のお団子食べたの!!!」



「雪のだって知らなかったんだよ!」



「知らなかったら勝手に食べても良いの!?」


「そう言うわけじゃないけど…。あんなところに置きっ放しの雪も悪い!」



「何ですってーー!?」



「いい加減になさい!!!!!!」