普段は上品で美しい声で話すのに、今は広間をシンとさせてしまう強く張りのある声で喋る人物とは… 「お、おミツさん!!俺は決してそう言う意味じゃ…っ!!!!」 総司の姉、沖田ミツだった。 「そう言う意味ってどういう意味よ。勇さんてばいくつになっても慌てふためいちゃって、男らしくないわね。もっとハッキリ喋りなさい!!!」 「は、はい!!」 天然理心流試衛館の若頭が女の気迫に押されている姿を誰が想像出来ただろうか。 勇がおどおどしていると更に広間には二人の人物がやってきた。