あの日から凛の姿は一度も見ていない。



見てしまえば喜助が命を懸けて守った彼女を斬り刻んでしまうだろう。



あいつの為にも俺の為にも凛には二度と会うつもりはない。




どうか凛が俺の前に姿を見せませんように。





















まさか数年後に再会してしまう事はまだ誰も知らない。