(短編✴︎)くらことゆうき



優希は立ち上がって部屋出るドアへ向かった。

「クラゲなんかに話しかけるから…イジメられるんだろうな。」


その言葉を言った優希の目は怖かった。

クラゲなんか…。

悲しくなった。
そんな言葉を優希から言われるのは初めてで、胸が痛い。


…神様。


お願い神様。


私に優希を助けられる力をください。


神様…!!


私はその夜、一日中神様に祈った。