(短編✴︎)くらことゆうき




ガチャ。

優希が帰って来た。

優希はやっぱりお風呂に入っていたらしく、髪の毛が濡れている。

大好きな優希の姿がカッコ良くて、見とれてしまう。

優希はタオルで頭を拭いていた。

優希が近づいてきた。


「…くらこ。」


『何…?』

聞こえない声で返事する。

「…僕は星になろうかな。」


『何…いってるの?』

優希?


優希ダメだよ。

星になるなんて。
何いってるの?