(短編✴︎)くらことゆうき



もしかして…。


星になるって…!


止めなきゃ…!




「神様!!私を人間にして!!!!」




そう思い切り叫んだ。


目の前が光で包まれた。


「…お受けいたします。」


あの時の、綺麗な女の人の声がした。


あ…!


強い光を受け、思わず目をつぶる。


目を開けると私は、


優希の部屋に立っていた。


…止めなきゃ…!!


でも…。


でも、優希にクラゲのくらこだとばれてしまったら私は一生…。


駆け出そうとしていた私の足が止まる。


涙が止まらなくなった。


悔しい…。直接なにもできないことが悔しい…!!