優希は無言でベッドに座った。

優希…。

優希…!!

私はなんども彼の名前を呼んだ。
優希…。

涙が止まらなかった。

優希は無言で立ち上がった。

優希…?
優希は泥まみれのまま部屋を走って出て行ってしまった。


優希…!

私には何もできない。
私には…。

その時、彼の言葉を思い出した。


「…僕、星になろうかな。」