あなたの優しさが…雅樹の想い





「行きますよ」


大東は

美咲の朝食とメモ紙を置いて

部屋を出て行った。



大東が護衛に着くのは

心配ではない。


ただ…

美咲が他の男と二人っきり?


俺は良からぬことを考えていたが

「若、俺はそんなに信用ないですか?」


俺の考えてることは

筒抜けか…


『フッ…大丈夫だ』


そう言い、事務所へ向かった。