『美咲ー入るぞ』


反応がねぇ…

まさかのぼせてんのか?


俺が入るのも気がつかず

美咲はバスタブにつかりながら

何か悲しい顔で考えていた。


こういう顔は

良くないことを考えてるんだ…


『大丈夫だ、俺は美咲を手放すつもりはねぇ』

そう言いながら

バスタブに入る


美咲はようやく俺に気がつき

出ようとするが、

自分の身体を抱きしめなから

またバスタブにつかる