美咲と居ると飽きねぇな…


俺はカップを片付ける


「失礼いたします」


そう言って大東が入ってきた。


『どうだ』


「本家はいつもと変わりありません」


お袋が何もしてこないわけじゃない


『明日から美咲につけ』


「承知」


『なるべく外には出るな』

『出るの時は俺がいる時だ』


「わかりました…、美咲さんは?」


『あー…風呂だ』


「…若…美咲さんに無理させましたね…」


その言葉に俺はニヤけた


「若!!貴方は加減を知らないんですか!」

大東が怒る…

なんか……


『大東…過保護か』


「美咲さんは若の大切な人です」

「だから、尚更大切に思ってます」


『過保護だ』

そう笑うと大東が怒る


『俺も風呂』


そう言いながらバスルームへ向かうと

「今はやめてくださいね」


そう忠告される。


そこまで猿じゃねーよ。