店について、黒田が部屋へ案内した。


「雅樹さん、翼はすぐ来ますよ」


すぐ来る?


「他の子と違って、早いんです」


そうなのか?



部屋に入り、ソファに腰を下ろした。


大東から受け取った書類に目を通そうとしたら


コンコン


ドアをノックする音がした。



まじか。早いな…



けど、俺もオーナーとして仕事するか…。