「子供みたいな事言わないでいただけますか」



そんな声がした。


チッ…大東…


マジで行きたくねぇ…



『あ、美咲のアパート…』

大東に言うと

「承知しております」

さすが大東だ。


行きますよ

大東が誘導するが

俺の腕は美咲を離さない。


呆れている大東

それを見て困っている美咲が

今日は俺の好きなものを

作って待っててくれると言う。


俺はリクエストをし

しぶしぶ手を離した。


「いってらっしゃい」


そんな笑顔に

俺も笑顔になる。