あなたの優しさが…雅樹の想い




美咲がモゾモゾし始めた。


それで目が覚めた俺は


美咲を見ていた。



美咲は寝ぼけているのか


クスクス笑っている。


『なにが可笑しい』


そう聞くと


美咲は驚いて俺を見る。


みるみるうちに


顔が赤くなり、慌てだした。



それを見て可笑しくなる。



美咲は

「久しぶりにゆっくり寝れました」

「いつも嫌な夢を見て熟睡できないんです…」
「それが嬉しくて…」


そう恥ずかしそうに言う。


これから毎日熟睡できるように…

俺も熟睡したい…



明日からも一緒に寝る。



いや…1秒も離れたくねぇ。