あなたの優しさが…雅樹の想い





バスルームから出ると

リビングが静かだった。


『美咲?』



呼んでも返事がない。



ソファにスヤスヤ寝ている美咲がいた。


疲れて寝ちまったか……



それがいい。


変なこと考えず寝れんだろ。



俺は起こさないように


美咲を俺のベッドへ運ぶ。



軽い…


こんなんじゃダメだ。


……

そういえば、俺は美咲の身体を見たことがない。


ガリガリなんだろう…

が、出ているところは出てる。




……



寝るか。



俺は美咲の頭を撫ぜながら

美咲の寝顔を見ながら



久しぶりに眠りにつけた。