あなたの優しさが…雅樹の想い



料理が並ぶと


「何故一緒に暮らすんですか?」


そう尋ねてくる美咲は少し動揺していた。

普通、そうだろうな。


『言ったはずだ、離す気はねぇ…一生』

そして、俺の側に一生いてほしいと言った。



俺…これってプロポーズみたいだ…


そんなこと思ったら

恥ずかしくなった。


馬鹿か俺は…



美咲…も

恥ずかしそうに

嬉しいような顔をしていた…が

何かを考えている様子だ。


まぁ、沢田のこともあるからな…



まず、飯だな。

食うぞ

そう言い、二人で飯を食べ始めた。