「海なんて…望んで無いんだけどなぁ。」 「何!綾見!!」 と、言われた。 そして、律子が小さい声でヒソヒソと続けて言った。 「マキ君の保護者の、綾見が居なきゃ海にマキ君来れないでしょ?」 っ…なんて。 私、本命じゃないって…言うのが。