「いっつも振り回されて
 ばっかりだけどさ。


 なんだかんだ楽しいこと
 ばっかりで・・・・・・」



「わたしは、あんたたちのこと
 仲間だって思ってる。


 だから、知りたいの」


たれ目は俯くと、
また顔をあげた。

いつのまにか腕の震えは
止まっていた。