「ちょっとだけ、充電させてね?」 気づけば顔は智の胸のなか。 背中にまわされた腕。 人がいなくてよかった。 もしいたなら写真撮られて明日の ニュースはわたしと智のことで いっぱいなんだろう。 なんて、考える。