桜が咲く季節まで



んん⁉︎ばれてたのか⁉︎
すごい恥ずかしい。


「席だって気づけばいつも隣だし
いつも妙な視線感じてた。
ずっと前から思ってんだけど
何か俺に言いたいことあんの⁇」


眼鏡のレンズ越しに彼は私を見つめた。