闇黒竜 ~1000年の時を越えて~



『アイリーン様ッ!』





ドーーーーーーーーンッ!!!





大きな爆音と同時に、焦った声を上げるシルビーの声と重なる。




「アイリーンッ!」


「きゃぁ?!」



な、何の音?


突然の地面を揺るがす程の爆音と強風に、両手で自分の顔を覆った。


それでも覆った顔の隙間や服から出ている部分に砂が当たり、凄く痛い。




口の中にも入って口内がざらつく。




一体、何があったの?


少し風が落ち着いてくると同時に私の心も幾分、和らいだ。


そして気付く。



あれ?


背に回っている温かい腕に、顔を上げて見ると…